診療科目

あごの痛みや首、肩コリ、頭痛などでお悩みではないでしょうか？
その原因はあごの関節のズレや関節周囲の炎症にある場合があります（必ずではありません）。

下あごの骨はいわゆる頭蓋骨に固定されているわけではなく、上あごの骨に付いた筋肉にぶら下がっている状態です。
だからお口を開けたり閉めたり、横に動かして食べ物をすりつぶしたりといった動きを自由にできるわけです。

しかし、そのために外からの力が加わると簡単に動いてしまいます。
例えば頬杖をついたり横向き、うつ伏せで眠ったり偏った噛み癖があったり、です。
その力が習慣的に加わると、筋肉によって下あごの骨が引っ張られてズレてしまう場合があります。
そうなると、筋肉も常に凝り固まった状態になり、あごの周囲が筋肉痛の状態になって痛みが出てしまいます。
また、あごの筋肉は頭や首や肩、背中などの筋肉を介して全身とつながっているため、場合によっては色々なところに痛みが出ることもあります。

また、あごの関節の周囲には神経が集まっている場所があり、あごがずれることで神経を圧迫し、様々な症状を引き起こすこともあります。

このように、実に様々な症状が出る場合がありますが、身体の症状の原因があご由来だとはなかなか気づかないものです。
もちろん、全ての症状があごが原因で起こるわけではありません。
しかしながら、もし思いあたることがございましたら、ご相談ください。
お力になれるかもしれません。